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機関紙 親鸞仏教センター通信
親鸞仏教センター通信
創刊号 January 2002
[巻頭言] 親鸞仏教センター設立の願い
親鸞仏教センター所長 本多 弘之
 2001年7月、首都東京に「親鸞仏教センター」という新しい研究交流機関が誕生した。

 真宗大谷派が、現代に真向かいになって、時代の苦悩と宗祖親鸞聖人の願いとの接点を探り、現代人に真実の宗教そのものを語りかけるための、新しい視点と言葉を見いだそうとする試みである。

 いま、現代の日本の情況のなかに、親鸞聖人の信念に依って生きることが、どういう意味をもち、いかなることを発言できるのか。社会に対して、いわゆる教義学(ドグマ)や文献学は、直接発言したりその問題を引き受けたりはしない。しかし、人間の救済を深く願うものが、本来の仏教である。仏陀釈尊はもちろんのこと、その教えを受けた無数の仏教者も、時代の民衆の苦悩とともにその時代社会を生きつつ、その苦難の情況に応答する仏教のあり方を求めて歩んできたのではないか。だから、単なる知的好奇心に答える論議ではなく、生活するものにとっての精神的栄養になるような信念の表現をもたなければなるまい。そのために、具体的な生きざまを逃げることなく、現代のさまざまな問題との接点に立って対話する。そこで、現代から生きた時代の課題をいただき、他力の信心によってその課題を、いわば吸収して栄養とする。そして、その課題に対する反応を現代の言葉で表現していく。そのことによって、個人が本当に自立することのできるような信念を提出し、同時代の人間が共通に立っている大いなる台地を、深く、そして緩やかな信頼関係として建設することがこのセンター設立の願いである。

 親鸞聖人の流れを汲(く)む真宗大谷派が、重い腰をあげて、苦悩の坩堝(るつぼ)のような「首都圏」で、「現代」に学び、「現代」の問題関心とぶつかりながら、親鸞聖人の訴える人間解放の視点をいただき直し、新しい表現を探究しようとするのである。それは、もっとも精神的枯渇の激しい「現代」の困難な問題情況を生きている人々とともに考え、「浄土真宗」を、生きた時代関心のなかに開きたいからにほかならない。

 諸兄の暖かいご賛助をお願いすることである。
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