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親鸞思想の解明
この講座では、親鸞の思想に依って生きることの意味を所長・本多弘之が「問題提起」として発題します。どなたでも聴講(無料)できるよう公開で開催しています。
[講座開設の趣旨]
 現代文明の溢(あふ)れる人間社会を生きているものにとって、入手できる情報の範囲はずいぶん広がってはいる。しかし、生まれてから死ぬまで、それぞれの人が与えられる自己の状況に、自分自身が納得し、こころから頷(うなず)けるかというなら、決してそうではない。一般的な条件と、ことさらに自分に起こってくる事件や事実との間には、どう考えても不条理だとしか考えられない落差が出てくるからである。その落差を、仏教的表現では「宿業因縁(しゅくごういんねん)」と教えるのであるが、この宿業因縁を自己に必然の事実であると引き受けることは容易ではない。
 その落差の条件を譬喩(ひゆ)的に表現するなら、「届かない彼方(かなた)」とか「見えざる背景」とか、あるいは「自己に負荷されている祖先の業報(ごうほう)」とかというのであろう。これは、理知分別(ふんべつ)の計数には決して翻訳できない人間の条件なのである。しかもそれが、現実のわれらの生存を厳粛に規定している。この宿業因縁の圧迫から解放しようとする要求が、「浄土を求めさせる要求」の深みにあるのではなかろうか。
日 時:
第100回(通算第151回) 2017年3月6日(月) 18:30〜20:30(受付18:00)
2017年4月 休講
第101回(通算第151回) 2017年5月9日(火) 18:30〜20:30(受付18:00)
会 場: 第100回(通算第151回) 東京国際フォーラムG602
第101回(通算第151回) 東京国際フォーラムG602
※収容人数には限りがございますのでご了承ください。(約80名)

テーマ: 浄土を求めさせたもの―『大無量寿経』を読む―
講 師: 親鸞仏教センター所長 本多弘之
聴講料: 無 料

JR・地下鉄ともに「有楽町」駅より徒歩1分
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