親鸞仏教センター嘱託研究員
伊藤 真
(ITO Makoto)
親鸞仏教センター研究員
宮部 峻
(MIYABE Takashi)
親鸞仏教センターでは、2001年の設立以来、雑誌『añjali』を毎年2回(6月と12月)発行してきました。
しかし2020年、コロナ・ウイルスの感染拡大による印刷、発送作業、配送などの困難のために、予定通り発行できない苦境に陥りました。そこで私たちは新たに『añjali WEB版』を発足させ、従来の「紙版」はデザインや構成をリニューアルして年1回発行としました。
こうして紙版(12月発行)は41号(2021年)、42号(2022年)を、WEB版(毎年5月定期更新および随時更新)は特別企画を含めて4号をお届けしてきましたが、私たちの前に改めて問いが浮かんできました――特性の異なる「メディア」を使った紙版とWEB版は何がどう違うのか、違うべきなのか? この点いまだ試行錯誤している私たちは、今回の『añjali WEB版』「今、改めてメディアを問う」を企画し、さまざまな形で「メディア」に関わりながら活躍されている方々に寄稿していただきました。当センター職員も執筆陣に加わった本企画は2週連続更新です。
第2週:メディアと仏教--はじめは師から弟子へと口伝された仏陀の教えも、やがて文字(写本・刊本)や図像の形で流布した。そして今、インターネット、スマホ、SNSの時代に、仏教とメディアの関係はどう変わっていくのか? 仏教とメディアを考える。
(いとう まこと 親鸞仏教センター嘱託研究員)
(みやべ たかし 親鸞仏教センター研究員)