研究誌
加来 雄之
昭和初期における「実践」問題と安田理深『興法』論文群
―安田理深による「衆生」の「基礎づけ」(1)
中澤 克昭
中世の狩猟文化と「野生の価値」
ポール・B・ワット
安田理深と現代―その思想の独自性をめぐって―
西村 明
三十年後の長崎と永井隆
宮本 ゆき
日米での核理解の違い、親鸞における悪
全体テーマ
宗教者にとって〈現場〉とは何か?
【提題】
吉水 岳彦
苦の臨床という「現場」
田村 晃徳
現場で働き、現場にはたらく—仏教の言葉を学ぶということ—
小原 克博
キリスト教から考える「現場」と歴史の未来
【全体討議】
本多 弘之
「 浄土を求めさせたもの ――『大無量寿経』を読む ―― (35)