■ 刊行にあたって
■ 巻頭論文

本多 弘之 「躍動する教学──現代に向かって清沢満之が投げかけた課題──」

青柳 英司 「 如来回向思想の背景について」

■ 第一部 清沢満之研究会の軌跡

田村 晃徳 「満之の骨格──『宗教哲学骸骨』を中心に──」

伊東 恵深 「他力門仏教に帰す──「他力門哲学骸骨試稿」の実存的意義──」

名和 達宣 「『臘扇記』を読む──清沢満之における転換期──」

山本 伸裕 「『有限無限録』を読む──「公」とは、「国家」とは──」

春近  敬 「「『精神界』論文」にみる清沢満之の応答性」

■ 第二部 寄稿論文

杉本 耕一 「西田幾多郎の「宗教哲学」と清沢満之の「宗教哲学」」

三浦 節夫 「井上円了と清沢満之──日本近代の仏教者──」

子安 宣邦 「「天」と「公」と──清沢満之における「儒家的なもの」──」

■ 第三部 第1回「清沢満之研究交流会」報告

全体テーマ:「清沢満之研究の〈可能性〉──没後百周年から見えたもの」

【問題提起】

山本 伸裕 「清沢満之「復権」の試み」

近藤俊太郎 「天皇制国家と「精神主義」──清沢満之を中心に──」

名和 達宣 「「精神主義」運動の波紋――曽我量深を中心に」

西本 祐攝 「大谷大学編『清沢満之全集』編纂の背景と課題」

【全体討議】

杉本 耕一(コメンテーター)・田村 晃徳(司会)

第四部 コラム集 清沢満之という多面体(プリズム)

越部 良一 「激切なる実学──近代日本最高の哲学者・清沢満之──」

藤原  智 「感電と摩擦──清沢満之と曽我量深──」

大澤 絢子 「清沢満之を描いた画家──中村不折とその時代──」

中村 玲太 「悟後修行の風光──清沢満之と證空──」

ステファン・グレイス 「大きな「自分」としての存在──鈴木大拙にとっての清沢満之──」

長谷川琢哉 「理性の限界と「不可知的実在」──清沢満之とスペンサー──」

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