インドで年越し蕎麦を啜る
佐々木美佳
浅原才市に学んだ小説
乗代 雄介
忘却に抗って
見田村千晴
失敗のプロフェッショナル
牟田 都子
念仏機
加来 雄之
キルケゴールとニーチェの何が同じなのか ―ヤスパース『理性と実存』を読む一視点―
越部 良一
上七軒猫町体験
長谷川琢哉
ボードゲーム『即身仏になろう!』に寄せて
青柳 英司
「として」の覚悟——大乗経典を信仰すること
石田 一裕
読み書きのできない者たちの中国古代史
柿沼 陽平
親鸞さんのわすれもの
今井 雅子
You know me〜月並みに口説くな〜
な み ち え
いびつさの居場所
中村 玲太
釈尊×地蔵菩薩——忉利天宮の対話劇
伊藤 真
根源的な虚無とどう向き合うか
菊池 弘宣
流れに抗うこと——危機の時代における熟議の精神
宮部 峻
どうしようもなさを共に
谷釜 智洋
【特集趣旨】
〈いのち〉という語りを問い直す
《総説》
いのちの境界線で
飛 浩隆
【特集①】
誕生を祝うために
森川 輝一
《コメント①》
子どもたちの幸せのために
竹内 綱史
【特集②】
ヒトのイノチのその先に
池澤 春菜
《コメント②》
SFのSは、セイメイのS?
【特集③】
いのちの否定と肯定
岩田 文昭
《コメント③》
「ヤー」と「イーアー」
【特集④】
日本仏教における「慈悲殺生」の許容
大谷 由香
《コメント④》
先徳との「対話」を目指して
師 茂樹
亀裂のなかで生きること
齋藤 公太
呼びかけられる
永井 玲衣
「うったう」――共感するという希望
寺尾 紗穂
「隔離」の残響
山川 冬樹
日常を永遠と。――浄土に呼び起こされる現実について
テクストとしての宗教を読むということ――「語られた」像の思想史を描出する
飯島 孝良
忘却を経てなお――森﨑東の言葉に寄せて
東 真行
景色がかわるとき
〈個〉から数へ、数から〈個〉へ――パンデミックの只中で
加藤 秀一
反出生主義をめぐる混乱
青山 拓央
『教行信証』をめぐるメモ
四方田犬彦
「お迎え」から「摂取不捨」へ
梯 信暁
インターネットの時代と仏教①
本多 弘之
インターネットの時代と仏教②
大仏さまと読経と鐘声――その「音」の力
破滅のさなかで
「クロノスタシス」って知ってる? ――野村佐紀子展“GO WEST”
生きているだけで――祝福と逸脱