第100回「〈願に生きる〉ことと〈時間〉」④
親鸞聖人は、いわゆる一般的な菩提心(ぼだいしん)を「自力聖道(じりきしょうどう)の菩提心」と名づけた。この要求も実は人間の深みに繰り返し、静かにささやいている⋯ 続きを読む
親鸞聖人は、いわゆる一般的な菩提心(ぼだいしん)を「自力聖道(じりきしょうどう)の菩提心」と名づけた。この要求も実は人間の深みに繰り返し、静かにささやいている⋯ 続きを読む
浄土教における宗教心は、「願生浄土(がんしょうじょうど)」と表現される。浄土に生まれて、菩提心(ぼだいしん)を完成したいという願いである。これを略して「願生心⋯ 続きを読む
関東地方には、東日本大震災の余震がまだ時折きている。予報では、これからさらに大きい余震がくる可能性も言われている。大津波による原発の事故は、30キロ圏の人々の⋯ 続きを読む
「念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき」 *、この『歎異抄』冒頭の言葉を手がかりにして、「時熟(じじゅく)」ということを考察されたのが、安田理⋯ 続きを読む
こうして、善導が言う「安心(あんじん)・起行(きぎょう)・作業(さごう)」の内容たる「三心(さんじん)・五念(ごねん)・四修(ししゅ)」には、『観経』の顕(け⋯ 続きを読む
親鸞にとっての師・源空は、「愚(ぐ)にかえる」ことにおいて「仏の本願に依」って往生することができると教えた。「愚かさの自覚」たる信念によって浄土往生を得るのだ⋯ 続きを読む
五念門行を菩薩道の実践道程として、天親菩薩は自己の願心を成就した。その成就した信念を「世尊我一心(世尊よ、我、一心に)」*と教主世尊に呼びかけて「神力(じんり⋯ 続きを読む
「自利利他」の同時的な成就を菩薩道の目的に掲げた大乗の仏道は、『華厳経(けごんぎょう)』において「善財童子(ぜんざいどうじ)」や「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」の⋯ 続きを読む
「自利利他(じりりた)」とは、大乗菩薩道における重要課題の端的な表現であると言えるのだが、現実には人間関係は「自害害彼(じがいがいひ)」として現象することが多⋯ 続きを読む
「『五濁(ごじょく)の世、無仏の時』において仏道を求むるを難とす」(取意*)と曇鸞(どんらん)は言う。我ら末代濁世を生きる者には、この時代的な難を突破できる条⋯ 続きを読む